僕の子宮・卵巣摘出術の記録です。
術式等は病院によって異なります。
もちろん術後の経過も個人の体質や、ケア等によっても変わってきます。
翌日昼過ぎから手術のため、深夜0時を過ぎてからの食事は厳禁。
少量の水は飲んでも構わないが、できることなら飲まないようにする。
今回受けるのは「広汎子宮摘出術」。
臍から約9cm下を横に11cmほど切開し、子宮・子宮頚・卵管・卵巣を摘出する。
手術前に執刀医による触診、HIV検査のための採血がある。
切開部の剃毛後、胃薬と軽い精神安定剤を服用。
手術は2時間ほどで終了し、処置室で麻酔が切れるのを待ってから病室に移動。
痛み止めの点滴と排尿のためのカテーテルを取り付けられる。
術部は大きな白いばんそう膏で覆われている。
数時間毎に血圧と体温の検査がある。
痛み止めの点滴のおかげか、術部の痛みは全く無い。
この日はほとんどベッドに横になったまま過ごす。
膣からの出血があるためナプキンを付けられているが、出血量は少量である。
食事は無く、水だけを飲む。
痛み止めの点滴と排尿のためのカテーテル、ナプキンが取り外される。
歩くと術部が引っ張られるような感じで少しの痛みがあるが、
適度に歩いたほうが体力の回復が早まるのでなるべく動くようにする。
排尿は問題なくできる。
この日の食事は朝・昼・晩全てスープと牛乳で、固形物は口にしていない。
朝昼晩の食前と就寝前に抗生物質、朝晩の食後に鎮痛消炎剤を服用する。
この日から普通の食事にもどる。
手術後に初めて排便を済ませた。
術部のばんそう膏をはがし、執刀医によるチェック。
特に問題もないので消毒され、新しいガーゼに取替えて透明のビニールテープを貼られ、
午後に退院した。
出血はほとんど見られなくなり、排尿後に紙で拭くとうっすら出血している、と分かる程度になった。
歩いても痛みは感じられなくなっているが、まだ咳やクシャミをすると術部が痛むし、
排尿後に下腹部が少し痛むことがある。
術部のチェックと抜糸のため病院へ。
執刀医によると全く問題無しとのことで、この日からガーゼは無し。
咳をしてもあまり術部の痛みを感じなくなったが切開部はまだ少し腫れており、
触ると痺れたような感覚がある。
切開部が目立たなくなってきた。
切開上部は少しまだ膨らみがあり、触ってもあまり感覚がない。
排尿時の痛みはなくなった。
一度だけ出血量が著しく多くなったときがあったが、それ以降出血がほとんど見られなくなってきた。
体毛が伸びたこともあり、切開時の傷はほとんど目立たない。
切開部付近の皮膚の感覚も戻ってきた。
体を動かしたりすることによって生じる痛みは感じない。
・1ヶ月間は走ったり、重い物を持ったりしない
・2ヶ月間は激しい運動を控える
・抜糸後2週間はシャワーのみで、入浴を控える
・切開部が完全にふさがるまでは、タオルでこすって洗わないようにする
・アルコール摂取により血の巡りがよくなって、出血が見られる場合がある
・喫煙により切開部の色が紫色になる場合がある