僕の膣閉鎖・尿道延長術の記録です。
術式等は病院によって異なります。
もちろん術後の経過も個人の体質や、ケア等によっても変わってきます。
翌日昼過ぎから手術のため、深夜0時を過ぎてからの食事は厳禁。
少量の水は飲んでも構わないが、できることなら飲まないようにする。
病院にて身長、体重、血圧のチェックを終え、執刀医と打ち合わせ。
左手甲に点滴用の針を刺し、下腹部の剃毛、腸内洗浄をおこなう。
手術は3時間ほどで終了し、処置室で麻酔が切れるのを待ってから病室に移動。
夕食にお粥が出て、なるべく水分を摂るように勧められる。
尿管カテーテルが右足に、血液排出用のドレーンが左足に取り付けられ、
患部はガーゼで覆われている。
組織が落ち着くまではなるべく動かないようにしたほうが良いため、基本的にベッドに寝たきり。
上体を起こすときも、45度くらいまでにとどめておく。
今回は痛み止めの点滴は使用しない。
数時間毎に血圧と体温の検査がある。
点滴が一旦外され、朝・昼・夕食前と就寝前に抗生物質を服用。
執刀医による患部の確認。
この日から毎日ガーゼの取替えがおこなわれる。
再び左手甲より抗生物質の点滴を開始。
ガーゼ交換時に血液排出用のドレーンをはずす。
尿管カテーテルをはずす。
その後は、新しい尿道から正しく排尿できるかどうかチェック。
カテーテルをはずしてしばらくは、血液が尿にまざることがあるらしい。
まだ患部の腫れはひどく、表面的な出血や痛みがある。
朝・昼・夕食前と就寝前に服用する抗生物質(5日分)、痛み止め(20錠)、
排尿後に塗布する塗り薬(5g×3本)をもらい、退院。
術部のチェックのため病院へ。執刀医によると全く問題無しとのことで、
はがれそうなカサブタはこの時にとってもらった。
縫合糸は溶けるものを使用しているため、抜糸は必要ない。
硬い椅子に長時間座ると少し痛みはあるが、体を動かしての痛みはほぼ感じなくなった。
下着に血がつくことは全く無くなった。
・1ヶ月間は走ったり、重い物を持ったりしない
・2ヶ月間は激しい運動をせず、自転車や単車に乗らないようにする
・傷が完全に癒える1ヶ月程度はシャワーのみで、入浴を控える
・その際、患部を石鹸で洗わないようにする
・術後1ヵ月半は、排尿後とシャワーの後は病院から支給された塗り薬を使用してケアを続ける。